「フリースクールに通わせたいけど、近くにない」「本人が外に出るのはまだ難しい」
そんな悩みを抱えている方に知ってほしいのが、東京都が進めている「VLP(バーチャル・ラーニング・プラットフォーム)」という取り組みです。今回はこの制度について、分かりやすく整理してみます。
VLPって何?
VLPは、東京都教育委員会が整備している、インターネット上の仮想空間を使った「居場所」と「学びの場」です。児童・生徒は自分のアバターを操作して、仮想空間の中の学校のような場所にログインします。日本語指導が必要な子や、不登校の子を対象に、区市町村を通じて提供されています。
システムそのものは大日本印刷株式会社が開発・提供している3Dメタバースで、パソコンやタブレットがあれば自宅から利用できるのがポイントです。
どんな子が対象になるの?
対象や運用時間は自治体によって少しずつ違いますが、共通しているのはこんな感じです。
• 学校に在籍しているが、不登校状態にある
• 教育支援センターやフリースクールなど、どこにも通えていない
• (自治体によっては)通ってはいるけれど、十分な学習機会を得られていない
つまり「まだどこにもつながれていない子」の受け皿として作られている制度、という位置づけです。
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実際に何ができるの?
自治体によって内容はさまざまですが、例えば
• アバター同士でのコミュニケーション
• オンライン教材(「デキタス」など)を使った学習支援
• 国際交流やレクリエーション活動
• 進路相談・生活相談
といった活動が行われています。「勉強しなきゃいけない場所」というより、「安心して誰かとつながれる場所」という側面が強いようです。
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気になるところも正直に
良い面ばかりではなく、実際に利用している家庭からはこんな声も出ています。
• パソコンの動作が重く、動画がスムーズに見られないことがある
• 子どもが入室したかどうか、保護者からは把握しにくい
新しい取り組みならではの、まだ発展途上な部分もあるようです。
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我が家にとっての位置づけ
うちの場合はeスポーツ系のフリースクールに通っているので直接利用はしていませんが、「フリースクールに通うこと自体がまだハードルの高い子」にとって、VLPのような「行かなくていい居場所」があるのは心強いことだと感じます。
また、長男が今フリースクール休会中なので、お試しで使えるのかも調べてみたいと思います。
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不登校の選択肢は一つではありません。
合う場所が見つかるまで、こういう制度があることを知っておくだけでも、少し気持ちが軽くなる方がいるのではないかと思います。
とは言っても、本人がやりたくないと言ったら無理強いせずに見守る、こんな場所もあるよと優しく情報を伝えることはしてあげてください。
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お住まいの区市町村によって実施状況や申込方法が異なるので、記事の最後に「詳しくは在籍校や教育委員会に確認を
8月から申し込み方法が変わり、こちらから誰でも申し込めるみたいです。
ただ、使えるかどうかは自治体の判断次第になるそうです。
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