【検査】WISC-Ⅳ検査とは?①

こう 検査

こう

 

こんばんは✭

近所の桜がだいぶ満開になってきました🌸

今日は、修了式前日。学校の付き添いもあと1日!!っと思っていたのですが、先生の対応で少し腹立たしいことがあり、嫌な気持になってしまいました。。。

こぽくんの特性の一つに、①見通しの立たないこと、②急にスケジュールを変更や追加をすることは上手く対応することができません。
次に起こることが分からなくなると不安になり、気持ちが付いていかないのです(´-ω-`)

それなのに、下校直前に毎日のルーティン以外の事を思い付きのように追加してくるのです。

以前に何度か同じことあり、その都度お願いしているのに…またもやって感じで、ガッカリです。

と言っても、理解してもらうためには何回もその都度お願いすることしかできません。

なぜ、支援級に通っているのに、このような対応がされるのか疑問です。

支援級でもこんな現状ですから世間含め、まだまだ理解されてないなぁと感じてます。
私自身もこぽくんを通して勉強を始めたばかり。
色々な情報を発信して、たくさんの人の目に付けば変わっていくかも知れませんね。
がんばるぞー(; ・`д・´)

さてさてそんな中、今日はWISC-Ⅳ検査についてお話します!

なぜこの検査についてお話しようかと思ったのか、それはネットで調べてもよくわからないと私自身感じたからです。

WISC-Ⅳ検査とはどんな検査?

お子様の発達が気になる、もしかしてグレーかも?と思う方が受ける検査の中で、最も有名な内の1つの検査です。

簡単に言えば、この検査は知能検査です。

4つの基準からいろいろ判断されます。

安心してください!履いてますよ! この検査を受けるからとって、診断名が付くわけではありません。

よく発達相談センターや、小学校等で【その子の得意なこと、不得意なことがわかる検査】と案内されることが多い検査です。

どんな項目があるの?

さて、中身としてはどんな感じになっているのか気になりますよね。

まずは、

①全体の知能=IQ
⇒ 総合的にみた知的発達のレベルを表すものです。

下記に説明する4項目の数値の平均をとったものになります。
4項目数値のそれぞれの数値の差が「30」以上開く場合は、判定不可となります。
一般的には100以上が標準です。

②言語理解

ことばを聞いてそれが「どんなものか」推理したり、それを理解すること。
もしくは、ことばで表現(説明)する力を表すものです。

③知覚推理

目で見たものを推理したり、それがどのような関係性があるのか把握する力を表すものです。
ex.視覚優位

④ワーキングメモリー

注意しながら聞き、作業中に記憶しておく力を表すものです。
ex.授業中に先生の指示を板書しながら聞くなど、耳からの情報を一時的記憶すること

⑤処理速度

目で見たものについて、すばやく正確に作業する力を表すものです。

WISC-Ⅳ検査からわかる生きずらさとは?
さてWISC-Ⅳ検査からその子自身の得意、不得意が分かりますが、なぜ得意不得意が分かると生きずらさに繋がるのか?
色々な書籍を読んで、臨床心理士さんに分かり易くかみ砕いて説明をお願いしてようやく分かったことがあります。

一般的に定型発達のお子さんはこの検査をすると、IQ100以上になります。

また、4つの項目についても、「良い数値」項目、「悪い数値」項目とはならず、全ての項目が「良い数値」になることが多いそうです。

発達凸凹の由来とも言える、①項目は平均だけど、②項目は非常に低い、などが起こるため凸凹と言われているそうです。

なぜ凸凹だとうまく生きられないのか?全体のバランスが取れていると、何となくできることも、
偏っていることによって上手くいかなかったり…
もしくは、周りに理解してもらえなかったり…
この凸凹の差が大きいほど本人は生きずらさを感じてしまう様です。

自分自身で凸凹の特徴を理解することで、問題なく暮らしていけます。
しかし、小さなうちは周りの大人がよく理解し、手を差し伸べることが必要です。
成長とともに一緒に特性、凸凹と付き合っていくことが大切だと感じます。

診断名がつくかも?と不安な方へ

そもそも、WISC-Ⅳ検査は診断の材料になることはあっても、この検査だけで診断名が付くことはありません。

受けることでその子自身の特性がよく分かり、どういった対応をしたらいいのか❓対処法が見つかります。

例えば、口で伝えても聞き取りが苦手な子には、「絵や文字」で伝える!と理解してくれたり、
すぐ忘れてしまう子には「チェックリスト」を作る!などができます。

ぽくままは、こぽくんのことがとてもよく分かって検査を受けてよかったと思っています。

WISC-Ⅳ検査を受けれる場所、費用、所要時間。
受けれる場所は、
クリニック、小児発達専門の病院、大学病院、大学の心理センター、自治体の発達支援センター、
療育センター、放課後デイ等で受けることができます。

費用としては、無料から数万円
検査結果を記載してもらうのに最低でも5千円近くかかります。
※自治体、検査を受ける施設により金額は異なります。

また、自由診療で保険適用外!!無駄遣いせずに税金回してほしいですね…

所要時間としては、40分から1時間半。

その子によって違いますが、なかなか子供にはしんどい検査内容です。
基本的には母子分離して、心理士さんと1対1にて行われます。

こぽくんの場合は、母子分離不安があったので、母同席のもと行いました。

次回予告
WISC-Ⅳ検査の詳しい数値の読み方についてお話します。

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