その一言、ドキッとしますよね
朝、いつも通り朝食を用意していたら、子どもがぽつりと言った。
「今日、学校行きたくない」
その瞬間、頭の中をいろんな考えがぐるぐる回りませんか。
「サボり癖がついたらどうしよう」
「いじめられてる…?」
「仕事、休めないのに」。
焦る気持ちと、子どもを心配する気持ちが一気に押し寄せてきて、つい「何言ってるの、行きなさい!」と口から出そうになる。
でも、ちょっと待ってください。
その一言は、子どもなりの精一杯のSOSかもしれません。
私自身、息子たちは完全不登校です。
早5年目!
初めの対処が重要になってきます!
「あの時どう答えたか」が、その後の親子関係を大きく左右することを何度も見てきました。
今日は、子どもが「学校行きたくない」と言った時、親としてどう受け止め、どう答えればいいのか。
今日から使える5つのポイントを、具体的にお伝えします。
①まずは「否定しない」。これがすべての土台
一番やってはいけないのが、開口一番の否定です。
「何言ってるの」「甘えないで」「みんな頑張ってるんだから」
こう言われた子どもは、心を閉ざします。
次からは「行きたくない」とすら言わなくなり、代わりにお腹が痛い、頭が痛いと体の症状で訴えるようになることも少なくありません。
まずはシンプルに、こう返してみてください。
「そっか、行きたくない気持ちなんだね」
たったこれだけです。
同意する必要はありません。ただ「気持ちを受け取ったよ」というサインを送るだけでいい。
これができると、子どもは「ここは安全な場所だ」と感じて、少しずつ本音を話し始めます。
②理由を「詰問」せず、「一緒に探る」
「なんで行きたくないの?」とすぐに聞きたくなりますが、これも要注意。
まるで尋問のように感じてしまう子は多いんです。
イメージしてみてください。
あなたが会社で辛いことがあって、パートナーに「なんで辛いの?理由を言って」と迫られたら…話す気、失せませんか?
代わりに、こんな聞き方がおすすめです。
- 「最近、学校で楽しかったことある?」
- 「もし学校が今と違ったら、どんな学校だったらいい?」
- 「一番モヤモヤするのはどんな時?」
答えを急がず、沈黙も許してあげる。
子どものペースで、少しずつ言葉が出てくるのを待つ姿勢が大切です。
③「休む」は逃げじゃない。エネルギーの充電と考える
「休ませたらクセになる」と心配する親御さんは本当に多いです。
気持ち、すごくわかります。
でも考えてみてください。
大人だって、風邪気味の日に無理して出社して、こじらせて長期の体調不良になった経験、ありませんか?心も同じです。
小さな「しんどい」のサインを無視して押し込め続けると、後で大きな反動が来ることがあります。
1日休むことは、逃げではなく「充電」。
むしろ「今日は休んで、また明日から頑張ろう」と言えることが、長い目で見て子どもの回復力を育てます。
ただし、休む日を「ダラダラOKの日」にしてしまうと逆効果なこともあるので、次のポイントも合わせて意識してみてください。
④「休む日」にもゆるやかな輪郭をつくる
完全に自由放任にすると、子どもも実は不安になります。「これでいいのかな」と。
そこでおすすめなのが、休む日にも小さなリズムを用意すること。
- 朝は決まった時間に起きる
- お昼はいつも通り食べる
- 午後は好きなことをして過ごす
- 夜、軽く「今日はどうだった?」と話す時間を作る
がっちりしたルールではなく、生活のリズムが崩れすぎない程度の「ゆるい輪郭」があるだけで、子どもは安心感を取り戻しやすくなります。
⑤一人で抱え込まない。先生・専門家という「味方」を増やす
最後にとても大事なことをお伝えします。この問題を、家庭だけで解決しようとしないでください。
担任の先生に「最近こういう様子です」と伝えるだけでも、学校側の見え方は変わります。
ただ、ここで注意したいのは、学校はなんとか来させようとすることもあるので注意!!(うまく交わすことも大事です。)
スクールカウンセラーや自治体の相談窓口など、専門的にサポートしてくれる存在もたくさんあります。
「相談する」ことは、親の力不足ではありません。
むしろ、子どものために外の力もうまく使える、賢い選択です。
友人にちょっと話すだけでも、気持ちが軽くなることがありますよね。
それと同じで、抱え込まずに輪を広げていきましょう。

まとめ:今日、かける一言から始めよう
子どもが「学校行きたくない」と言うのは、決して悪いことではありません。
それは、心のセンサーがちゃんと働いている証拠です。
今日からできることは、実はとてもシンプルです。
- まずは気持ちを否定せず受け止める
- 理由は詰問せず、一緒に探る
- 休むことを「逃げ」ではなく「充電」と捉える
- 休む日にもゆるいリズムを用意する
- 一人で抱え込まず、専門家にも頼る
完璧な対応をしようと気負う必要はありません。今日、子どもと話す時にひとつだけ、「そっか、そう感じてるんだね」と言ってみる。それだけで、親子の間に小さな安心の橋がかかります。
その一言が、きっと子どもにとって「ここにいていいんだ」という何よりの支えになります。

今日、その一歩を踏み出してみませんか。

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