はじめに
不登校が長くなると、親も子も「何ができるか」より「できないこと」に目が行きがちです。
私も最初はそうでした。学校に行けないこと、授業が進む中での遅れ、友達との距離…
焦りや不安が頭を占め、子どもの笑顔を見る機会が減っていました。
でも、ある日フリースクールで息子たちが**“得意”を見つけた瞬間**を見たとき、
「この子には、ちゃんと光る部分があるんだ」と心から感じました。
今日はそのお話をします。
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不登校と自己肯定感
不登校の子どもは、どうしても「自分はダメ」という思い込みを抱きやすいです。
授業やテストで比べられる機会が減っても、周囲の“当たり前”と比べてしまう。
これが続くと、新しいことへの挑戦にもブレーキがかかります。
そんな時に大切なのは、「得意」を通して自己肯定感を回復することだと感じています。
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フリースクールに通い始めたきっかけ
我が家では、息子2人がASD・ADHD・LDの特性を持っています。
家の外に、安心して過ごせる居場所が必要だと思い、引越しをきっかけにフリースクールを探しました。
最初は1年間野外で過ごす居場所を見つけ通いましたが、1年経った頃、飽きたのか、合わなかったのか、遊び尽くしたのか、もう行かないというようになり新たに彼らの興味に合わせて探し直しをしました!
決め手になったのは、
勉強がいつでもできる環境にあることと、彼らの興味や好きなことに合致していること、さらに彼らが馴染める環境かや、柔軟 個々のペースを大切にしてくれる
この環境が、息子たちの特性に合っていました。
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“得意”が見つかった瞬間
もともと、昔からswitchのゲームよりも、iPadのゲームをやっていた彼らは、pcゲームへの以降も驚くほどスムーズでした。
さらに、やってみたい!!の気持ちが強く、新しいゲーム(少し難易度の高いpcゲーム) への挑戦も前向き。
それぞれ兄弟で同じゲームから導入しましたが、それぞれゲームへのやり方や内容が変わってきました。
弟は一つのゲーム(eスポーツの競技種目)をじっくりと突き詰め、目標を設定して、ランクをあげていき、毎日ストイックに練習をしています。
さらに初心者のお友達には、嫌な顔一つせずに優しく丁寧に教え、アドバイスを伝えるという得意を見つけました!!
その弟とは、反対に兄は、いろいろなゲームをやることで、一緒にやる相手に合わせてオールマイティにゲームを使いこなすようになりました。
コミュニケーション能力、柔軟性という得意を見つけました!
2人ともLDがあるので、キーボードでのタイピングは苦戦していますが、
ゲーム用語の略語は、入力できるようになったり、音声入力を駆使して柔軟な対応ができるようになりました!
さらに勉強は、なかなか進みませんが、ゲーム内での時間やお金の計算は驚くほど早く正確にできるようになりました。
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得意を見つけるために意識した3つのこと
1.評価よりも“夢中時間”を観察
「上手いかどうか」よりも、時間を忘れて取り組む姿に注目しました。
2.苦手の克服を急がない
不得意に時間を割くより、得意の芽を伸ばすほうが子どもは輝きます。
3.小さな成功を言葉にして伝える
「助かったよ」「面白いアイデアだね」など、具体的に褒めることで自己肯定感が積み重なります。
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得意が見つかったあとの変化
・家でフリースクールや友達の話をするようになった
・朝起きられる日が少しずつ増えた
・新しいことへの挑戦に前向きになった
・苦手な雨の日にも喜んでフリースクールに通うようになった
・2人でフリースクールまで通えるようになった
(送り迎えがなくなった)
・毎日通えるようになった
・たくさんの友達や安心できる先生たちができた
小さな変化ですが、親としてはとても大きな一歩です。
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まとめ
フリースクールは、学び直しの場であると同時に、自分のペースで得意を伸ばせる場所です。
不登校の子の笑顔を取り戻すきっかけは、教科書の外にもたくさんあります。
親が焦らず、子どもの“楽しそう”を見逃さずに見守ること。
それが、得意発見の第一歩です。
家庭でできる!得意探しチェックリスト
◽️子どもが時間を忘れてやっていることは?
◽️誰かに自分から教えた経験は?
◽️家族や友達に「すごい!」と言われたことは?
◽️苦手なことでも、意外と笑顔で取り組んでいた瞬間は?

