「ちゃんとして」が伝わらない理由、知っていますか?

子育て



「ちゃんとして」「もうちょっと待ってね」「そろそろ準備してね」——毎日何気なく使っているこうした言葉、実は発達に特性のある子や小さな子にとっては、とても分かりにくいものです。

大人にとっては当たり前の「ちゃんと」も「そろそろ」も、具体的な基準がない曖昧な言葉。



子どもは「何をどうすればいいのか」がわからず、結果として「言うことを聞かない子」と誤解されてしまうことも少なくありません。

でも、それは子どものやる気や態度の問題ではなく、伝え方を少し工夫するだけで驚くほどスムーズに伝わることがあります。

今回は、日常のよくある場面別に「曖昧な言葉」と「伝わる言い換え」を紹介します。

曖昧な言葉と言い換え例

・ちゃんと片付けて

→どこまでやればいいかわからない

「おもちゃを箱に3個戻してね」

・あとでね

→いつなのか不安になる

「タイマーが鳴ったらね」

・そろそろ準備して

→「そろそろ」の基準がわからない

「時計の針が7のところで着替えようね」

・もう少し食べて

→「もう少し」の量がわからない

「あと3口食べてみようね」

・気をつけて

→何に気をつければいいか具体性がない

「手すりを持って歩こうね」

・静かにして

→どのくらいの声量か基準がない

「恐竜さんの声になってるからアリさんの声で話そうね」

まとめ

曖昧な言葉は、大人同士なら文脈や空気で通じ合えますが、発達に特性のある子や小さな子にはそれが難しいことがあります。

大切なのは「何を」「どのくらい」「いつまで」を具体的に伝えること。

今回紹介した言い換えはほんの一例です。

お子さんの様子を見ながら、数字・タイマー・具体物などを使って「伝わる言葉」を見つけていってもらえたらと思います。

少しの工夫で、親子どちらもぐっと楽になるはずです。

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