「またあの子とチーム組んで、怒られたって言ってた…」
うちの次男が通っているeスポーツ系のフリース
クールで、最近こんなことがありました。
Valorantを友達とプレイしていたら、負けが込んだ瞬間に「なんでそこでいくの」「ちゃんとやってよ」と責められて、それ以来その友達とvalorantをするのが嫌に。
ただvalorant中以外はとても優しいお兄ちゃん。
次男は少し悩んでいます。
「ゲームのことでしょ?」「大したことないんじゃない?」って思う人もいるかもしれません。
でも、フリースクールって少人数だから、学校みたいに「今日はあの子と離れた場所にいよう」が通用しないんですよね。
教室にいる限り、苦手な相手とも毎日顔を合わせる。
逃げ場がない分、子どもにとっては想像以上に大きなストレスになります。
同じように「うちの子も、特定の友達関係で萎縮してる気がする」「小さな集団だからこそ、うまく立ち回れない」と感じている親御さんに向けて、今回はこのエピソードから見えてきたことを整理してみます。
「たかがゲームされとゲーム」子どもにとっては本気の世界
Valorantのようなチーム対戦ゲームは、大人が思う以上に「本気の人間関係」が発生する場所です。
勝ち負けがはっきりして、リアルタイムで声も出す。
ミスをすれば責められることもある。
これは大人のオンライン会議で失敗を指摘されるのと、実はそう変わりません。
「ゲームなんだから気にしなくていい」と軽く流してしまうと、子どもは「自分の悩みは大したことないんだ」と感じて、余計に話さなくなってしまいます。
まずは「それはしんどかったね」と、本気の出来事として受け止めることが最初の一歩です。
少人数の教室ほど、人間関係の”逃げ場”がない
普通の学校なら、クラス替えもあるし、休み時間に別の友達のところへ行くこともできます。
でもフリースクールのような少人数の場では、メンバーが固定されがちです。
苦手な相手がいても、その日そのグループで過ごすしかない。
これは大人で言えば、小さな会社で「苦手な上司や同僚と毎日同じフロアで働く」ような状況に近いです。
逃げ場がない中でどう距離を取るか、どう自分を守るかは、実は大人でも簡単なことではありません。子どもが「話せなくなる」のは、決して弱さではなく、自然な自己防衛反応なんです。
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「話せなくなる」は性格じゃなく、反応
責められた経験があると、脳は「この人の前では発言=攻撃されるリスク」と学習します。だから次に会ったとき、口数が減ったり、目を合わせなくなったりする。
これは「内向的だから」でも「コミュニケーション能力がないから」でもなく、ただの防御反応です。
ここで親が「もっとハッキリ言い返しなさい」と発破をかけると、逆効果になることも。
まずは「怒られて、話しづらくなったんだね。それは自然なことだよ」と、反応そのものを否定しないことが大切です。
苦手な人との付き合い方は、大人になっても必要なスキル
社会に出れば、気の合わない上司、話し方がきつい同僚、価値観が合わない取引先…苦手な人と完全に縁を切れる場面のほうが少ないですよね。
だからこそ、子どものうちに「苦手な人とどう距離を取るか」を練習できるのは、実はすごく価値のある経験でもあります。
具体的には、こんな工夫ができます。
- 物理的な距離を作る:同じチームを避けられるなら、あえて別のグループでプレイする
- 役割で関わる:雑談はしなくても、ゲーム内の役割(索敵担当など)だけはこなす、という”最低限の関わり”を許可する
- 第三者を挟む:スタッフや先生に「あの子と組むと責められて話しづらい」と伝えて、間に入ってもらう
- 成功体験を別で積む:苦手な相手以外の友達と楽しくプレイできた経験を増やし、「自分は大丈夫」という感覚を取り戻す
全部を一気にやる必要はありません。「今日はこれだけ試してみよう」くらいの気持ちで十分です。
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親にできるのは「代わりに解決」じゃなく「一緒に考える」
つい「先生に言っておくね」「その子と離れたら?」と、親が先回りして解決したくなりますよね。でも、それだと子どもは「自分では対処できない」という無力感を抱えたままになりがちです。
おすすめなのは、「どうしたい?」「私に手伝えることある?」と聞くこと。
子ども自身が「今日はちょっと離れてみる」「先生に相談してみる」と、自分で選んだ感覚を持てると、次に似た場面が来たときの自信につながります。

まとめ:小さな一歩から、距離の取り方を一緒に探そう
小さな集団だからこそ、人間関係は濃密で、逃げ場も少ない。だからこそ「苦手な人とどう付き合うか」を学ぶ、絶好の練習の場でもあります。
今日からできることは、まず子どもの「話せなくなった」という反応を否定せずに聞いてあげること。そして「どうしたい?」と一緒に考えること。それだけで、子どもは「一人で抱えなくていいんだ」と感じられるはずです。
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焦らず、少しずつ。今日の小さな会話が、次の一歩を後押ししてくれます。
