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ホームスクール

こんにちは☀️

今日の東京は、37度予報。

連日恐ろしい暑さが続いています。

さて、今日は【ホームスクール】についてみなさんと情報共有したいと思います。

ホームスクールとは?

最近少しずつに耳にする様になったホームスクール、ホームエデュケーションとは?

一体どんな感じなのでしょうか?

大体の方がイメージされるのは、海外でおこなれている教育の方法の1つとしてイメージ思される方が多いかと思います。

日本では、学校に通うことが普通と一般的にはされているので、馴染みの少ないものになるかと思います。

【ホームスクール】とは、学校に通わずに家庭を拠点として教育を行うスタイルのことをいいます。

勉強の方法としては、親や家庭教師の先生を呼んで勉強を見る方法と、オンラインや色々な教材を使って勉強をする方法の2つがあります。

さらに、興味のあることをどんどん探求していく中で色々なことを学ばせたり、得意なことをどんどん伸ばす方法も取り入れているそうです。

日本の場合について

日本の場合は、義務教育期間というものが設定されているので、基本的には小学校、中学校へ通わせる必要があります。

しかしながら、学校に行かない=不登校という項目に大体の場合は括られるので、お咎めを受けることはありません。

実際のところ、学校教育法という法律の中では、家で学ぶホームスクールというのは義務教育の代わりにならないとして認められていません。

基本的には、日本のシステム状、なにかしらの理由で学校に通うことが難しくなった場合に支援する方法としてホームスクールが活用されていることがほとんどです。

不登校とホームスクールの違い

ここで、不登校とホームスクールの違いについて説明します。

不登校というのは、病気や怪我以外の理由で1ヶ月以上で学校に登校しないことを一般的に言います。

学校が合わない、いじめにあった、拒否など結構ネガティブなイメージです。

一方ホームスクールとは、敢えて登校しない、自分の意志で行かないという選択をすることで、ポジティブなイメージです。

ホームスクールの増えた背景

学校教育に対する違和感、不信感

日本の学校教育は、正直戦後からほぼ変わっていません。

みんな同じように前を向かって座って同じ授業を受けるスタイルは先進国の中でも数少ないのです。

文部科学省の行った調査によるとここ最近不登校の子どもは増加傾向にあるとの結果が出ているそうです。

不登校やホームスクールが増えてきている背景としては、

昔に比べると、

多様性や特性が認められてきているものの、

学校の中では、ルールや集団に縛られた教育指導方法が行われています。

その指導方法に疑問をもったり、不信感をもつ子どもが増え、不登校の原因の1つへとなったそうです。

さらに不登校の子どもに対する支援についても、今まではどうやったら学校に戻す事ができるかという支援が行われていました。

しかし、最近では、無理に学校に戻す必要はないという支援に変わり、

そのかわりとして、ホームスクールやフリースクール、オンラインスクールなどを選択する人が増えました。

インターネットの普及

さらに、今までのホームスクールはというと、教科書や書籍を用いて指導するとスタイルで行われていました。

しかしながら、ここ最近のインターネットやコロナでのオンラインの普及により、

動画、YouTube、オンラインなどの多くの新しい教育コンテンツが使用できることになりました。

これによりホームスクールが手軽に選択できるようになったわけです。

ホームスクールを行うメリット、デメリットは?

ホームスクールを行うことで得られるメリット、デメリットについて見ていきます。

メリット

  • 主体性が身につく
  • 個人のペースで勉強が進める
  • 場所がどこでも学べる
  • 興味のある分野や得意を伸ばせる

この辺りが、大きなメリットです。

主体性がみにつく

ホームスクールでは、子どもの意見や意志を尊重して教育を行うので、

本人がやりたいこと、学びたいことを中心に勉強していきます。

学校と違って、先生がこれをやりましょう!というスタイルとは真逆です。

個人のペースで勉強が進める

学校の授業では、集団で行うために、わからない子がたとえいても学習要綱に沿ってどんどん進めていきます。

その点、ホームスクールでは、じっくり学びたいことは、時間をかけ、すんなり理解したところはさくっと終わらせることができます。

また、学習障害などをもつ子どもには積極的にICT(パソコンやiPadなど)を利用した勉強方法や、文字の読めない子どもには読み上げ機能や、ボイスレコーダーなどを使用して進めていきます。

教科書とノートに書くスタイルの勉強方法が合わない子には、オンラインやYouTubeを用いた授業やタブレット教材を使用することもできます。

場所がどこでも学べる

学校に通わずに勉強をすることができるので、どこでも学べます。

極端な話旅行をしながらでも学ぶことが可能です。

興味のある分野や得意を伸ばせる

興味のあることについて、外での学習を取り入れてみたり、博物館や科学館を利用したり、多種多様にカスタマイズが可能です。

興味のあることをどんどん追求して行くことも可能ですし、その子自身の得意な分野を伸ばしてあげることができるのも大きなメリットです。

デメリット

大きなデメリットとしてはこの辺りです。

  • 学校によっては理解してくれない
  • 同学年の子との関わりがへる

学校によっては理解してくれない

そもそも学校は、通うことが普通。

登校しないことは悪いことみたいな文化が続いている日本では、みんなと違うことをなかなか理解してもらえません。

学校によっては家庭学習を認めてもらえずに、登校をするようにと促す対応をされるところも多いです。

文部科学省の不登校の子どもへの支援の通達としては、その子の個性に合わせてサポートするようにと言われていますが、

実際のところできているかできていないから学校によって違うみたいです。

同学年の子との関わりが減る

ホームスクールでは、個別学習が主体で行われているために、どうしても同じくらいの子どもと関わる機会が減ってしまいます。

土日に行われているプレイパークや放課後の児童館、習い事などで関わりを増やして行くことが課題となります。

新たなコミュニティを見つけることがポイントとなります!

海外のホームスクールは?

日本ではまだ認識が薄いホームスクールですが、海外ではどうなのでしょうか?

アメリカでは、ホームスクールが法律で認められています。

2011年の時点では、アメリカの就学人口の3から4%がホームスクールを行なっているそうです。

またフィンランドやイギリス、フランス、オーストリア、チェコ、シンガポールなどでもホームスクールが法律で認められています。

世界の国のなかでも、まだまだ賛否両論のところはあるみたいです。

まとめ

  • 近年ホームスクールが増えてきている
  • 日本では少数派
  • メリット、デメリットがある
  • 個性を伸ばすことができる
  • 課題もある
  • 世界の国でも賛否両論

個性を重視する、多様性などが少しずつ認められるようになりました。

戦後の教育方法が合わないのは最もでしょう。

課題も残りますが、選択肢の一つとして、持っておくのはいいことだと思います。

不登校の時間に旅をする選択 学校・教委も受け入れたある親子の教育法
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おまけ

我が家は発達障害の特性をもつ息子が2人います。

長男こぽくんは、まさに日本の教育スタイルに合っていなくて、ホームスクールを取り入れることにしました。

最近では色々なことに意欲的です。

とても生き生きしています。

誰かの選択肢の一つとして情報を持つことは必要だと思います。

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